スマートフォン市場で注目を集めるVivoが、新たに「Vivo Y29 4G」を発表する準備を進めているようです。このモデルはこれまでに複数の認証データベースに登場していましたが、今回、新たにGoogle Play Consoleの対応デバイスリストにも掲載されました。そのリストから、主要スペックやレンダリング画像が明らかになっています。
Vivo Y29 4Gのスペック
Google Play Consoleによると、「Vivo Y29 4G」はモデル番号「V2434」を持ち、6GB RAMモデルが確認されています。OSにはAndroid 15を搭載し、おそらくFuntouch OS 15がカスタムUIとして実装されると予想されます。
プロセッサは「QTI SM6225」、つまりオクタコア構成で、2.4GHzのプライマリクロックスピードと1.9GHzのベースクロックスピードを備えたチップセットを搭載。グラフィックスにはQualcomm Adreno 610(1115MHz)が採用されています。また、ディスプレイは720×1608ピクセルの解像度を持ち、300DPIの画面密度が確認されています。
さらに、マザーボードコードからSnapdragon 680が搭載されている可能性が示唆されていますが、Geekbenchのデータベースにも登場していることから、より新しいSnapdragon 685が採用されている可能性が高いでしょう。
デザインとディスプレイ
デザイン面では、Vivo Y29 4Gはホワイトのカラーオプションが確認されており、背面には大理石のような模様が施されています。ディスプレイとリアパネルはフラットなデザインで、背面の側面はわずかにカーブしています。ディスプレイのベゼルは3辺がスリムで、下部のベゼル(チン)はやや厚め。フロントカメラは中央上部にパンチホール型で配置されています。
背面デザインを見ると、左上には縦長の長方形のカメラモジュールが配置されており、丸みを帯びたデザインが採用されています。このモジュール内には、デュアルカメラセンサー、リングLEDライト、LEDフラッシュが搭載。右側面には音量ボタンと電源ボタンが設置されています。
認証情報と発売時期
Vivo Y29 4GはすでにSDPPI(インドネシア)、EEC(欧州)、CQC(中国)の各認証機関を通過しており、IMEIデータベースにも登録されています。さらに、CQCの認証情報から44Wの有線急速充電に対応することが判明しています。
発売時期については、これまでのシリーズの発売スケジュールを考慮すると、2025年6月から7月にかけて発表される可能性が高いと予想されています。
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