iPhoneに初の「アダルトアプリ」登場!EUの新ルールがもたらす変化とは?

AppleがEU圏内でのアプリストアの開放を決定したことで、ついにiPhoneにも“アダルトアプリ”が登場しました。話題となっているのは、「Hot Tub」というアプリ。これは、Appleの審査を正式に通過した初の成人向けiOSアプリです。

Appleの方針転換と「Hot Tub」の誕生

これまでAppleは、独自のApp Storeを通じて厳格な審査を行い、コンテンツの内容にも一定の制限を課してきました。しかし、EUの「デジタル市場法(Digital Markets Act)」により、iPhoneユーザーがサードパーティ製のアプリストアを自由に利用できるようになったのです。

この流れを受けて登場したのが、「AltStore PAL」という代替アプリストア。Appleの「ノータリゼーション(Notarization)」と呼ばれる審査プロセスを経て、「Hot Tub」が正式に公開されることになりました。

「Hot Tub」とは?

「Hot Tub」は、Pornhub、XHamster、Xvideosといった有名なアダルトサイトの動画を安全に視聴できるアプリです。開発者によれば、「プライベートかつ安全、そして洗練された体験」を提供することを目指しているとのこと。

Appleの審査を通過したという意味

Appleのノータリゼーションプロセスは、セキュリティやプライバシーの面でのチェックを行うものの、コンテンツそのものに関しては従来のApp Storeほど厳しく管理しないという特徴があります。つまり、EU圏内では、Appleの直接的な監視を受けずにこれまで規制されていたアプリも登場しやすくなるというわけです。

「Hot Tub」の登場が示すもの

「Hot Tub」が正式に審査を通過したということは、iPhoneのアプリ市場において今後さらに多様なアプリが登場する可能性があることを意味します。特に、これまでAppleのポリシーにより制限されていたジャンルのアプリが、EU圏内では続々と登場するかもしれません。

また、AltStoreは今回のリリースを記念して、2月のPatreon収益をLGBTQ+支援団体やセックスワーカー支援団体に寄付することを発表しています。

今後の展開に注目!

Appleのエコシステムにおいて、サードパーティ製アプリストアがどのように影響を与えていくのか、今後の動向が非常に気になるところです。「Hot Tub」はその第一歩に過ぎず、今後さらに新しい形のアプリが登場する可能性があります。iPhoneの使い方が、これまでとは違ったものになっていくかもしれませんね。

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