Pixel 10シリーズ、ついにベースモデルにも望遠カメラを搭載か?リーク情報が示唆

Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」に、ついにペリスコープ望遠カメラが搭載されるかもしれません。これまで「Pro」モデルのみが備えていた望遠カメラが、標準モデルにも搭載される可能性があるとリーク情報が伝えています。

これまでのPixelシリーズと望遠カメラ

GoogleのPixelシリーズでは、これまで「Pro」モデルのみが望遠カメラを搭載し、標準モデルはメインカメラと超広角カメラのみという構成でした。Pixel 6シリーズではこの差が顕著で、Pixel 6 Proのみがペリスコープ望遠レンズを備えており、より高品質なズーム撮影が可能でした。

しかし、2024年に登場したPixel 9シリーズでは、小型の「Pixel 9 Pro」も投入され、これまで「Pro XL」限定だった望遠カメラが搭載されるようになりました。

Pixel 10のカメラデザインに変化の兆し

今回のリーク情報によると、2025年に発売予定のPixel 10には望遠カメラが搭載される可能性があるとのことです。この情報は、CADデータを基にしたレンダリング画像から浮上しました。

著名リーカーの@OnLeaks氏によれば、Pixel 10のカメラバーのガラス部分がこれまでよりも幅広くなっており、追加のレンズを収めるスペースが確保されているようです。実際に、Pixel 10 Proのカメラバーと同じ幅になっているため、新たなカメラモジュールが搭載される可能性があると指摘されています。

望遠カメラ搭載の真偽は?

一方で、リークされたレンダリング画像を見ると、標準モデルのカメラ配置がProモデルと異なり、望遠レンズとされる部分がこれまでのペリスコープレンズと比べて細すぎるとの指摘もあります。このため、一部では「望遠カメラではなく、別のカメラの変更を誤解している可能性がある」との見方も出ています。

過去にも、同じ情報源によるGalaxy Z Flip 7のCADデータに誤りがあったことがあるため、今回の情報についても慎重に判断する必要がありそうです。

Proモデルとの違いは依然として存在か

仮にPixel 10に望遠カメラが搭載されたとしても、「Pro」モデルとの違いが完全になくなるわけではありません。例えば、Pixel 8 Proから搭載された温度センサーは今回のリーク画像でも確認されていますし、Pixel 9ではProモデルよりもRAMが少なく、ディスプレイのベゼルも厚めでした。

また、もし望遠カメラが追加されるとしても、Proモデルと同等の性能を持つとは限らず、倍率や画質の面で差別化される可能性も考えられます。

Pixel 10シリーズの詳細は今後の公式発表を待つ必要がありますが、標準モデルのカメラ強化が本当であれば、多くのユーザーにとって魅力的なアップグレードとなるでしょう。

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