Fairphone 6の実機画像が流出 バッテリー交換のしやすさと着脱式バックパネルが特徴に

発表目前に大規模リーク、カラーやモジュール構造も判明

サステナビリティと修理のしやすさを重視するフェアフォンの新モデル「Fairphone 6」が、6月25日の正式発表を前に、大規模なリークによって詳細な外観と仕様が明らかになりました。Winfutureが入手したマーケティング画像により、カラー展開、バッテリー交換機構、さらには各コンポーネントのモジュール構造までが判明しています。

3色展開とユニークな2ピース構造の背面パネル

フェアフォン6のカラーバリエーションは、クラウドホワイトフォレストグリーンホライゾンブラックの3色。背面パネルは上下に分かれた2ピース構造となっており、下部のカバーを外すことで4,415mAhのバッテリーへ簡単にアクセスできます。

バッテリーは接着剤では固定されておらず、数本のネジを外すだけで交換が可能。右側面には大きな黄色のスライドスイッチがあり、背面の2つのネジを緩めた後にこのスイッチを操作することで、パネルを簡単に取り外すことができます。また、交換用のカラーパネルも販売予定で、色の組み合わせを自由に楽しめる設計です。

主要パーツもモジュール化、EUエネルギーラベル取得予定

バッテリーだけでなく、USB-Cポートや6.31インチのLTPO OLEDディスプレイ、スピーカー、5000万画素のメインカメラ1300万画素の超広角カメラ3200万画素のインカメラといった主要パーツもすべて接着剤を使用しないモジュール設計が採用されていると報じられています。

フェアフォン6は、EUが新たに導入したスマートフォン向けのエネルギーラベル制度に対応する初の製品となる見込みです。このラベルによると、バッテリーは最長53時間15分の連続使用が可能で、1,000回以上の充放電サイクルに耐える設計となっています。防水・防塵性能はIP55等級で、日常的な雨やホコリへの耐性を備えています。

Snapdragon 7s Gen 3搭載、価格は549ユーロか

スペック面では、Snapdragon 7s Gen 3を搭載し、8GB RAM / 256GBストレージ構成となる見込み。価格は549ユーロとされ、価格帯としてはミッドレンジながら、修理性・耐久性・環境配慮といった面で他のスマートフォンと一線を画す存在となりそうです。

正式な発表は6月25日に予定されており、環境意識の高いユーザーにとって注目の一台となることは間違いなさそうです。今後の正式発表と発売情報にも注目です。

ソース

タイトルとURLをコピーしました