
Xiaomiが次に投入するTシリーズモデル「Xiaomi 15T Pro」の詳細な構成が、米国FCC(連邦通信委員会)の認証情報から明らかになりました。グローバル展開が始まったXiaomi 15シリーズの後を追うかたちで、Tモデルの投入もいよいよ現実味を帯びてきました。
ストレージ構成は最大1TB、全モデル共通で12GB RAM搭載
今回FCCのデータベースに登録された情報によると、Xiaomi 15T Proは以下の3つの構成で展開される予定です。
- 12GB RAM / 256GB ストレージ
- 12GB RAM / 512GB ストレージ
- 12GB RAM / 1TB ストレージ
これらはいずれも最新のLPDDR5XメモリとUFS 4.1ストレージを採用していると見られ、ハイエンドユーザーのニーズにもしっかり対応しています。
MediaTek Dimensity 9400 Plusを搭載、充実のスペック
以前のリーク情報を踏まえると、Xiaomi 15T Proには**MediaTekのフラッグシップチップ「Dimensity 9400 Plus」**が搭載される見込みです。その他の主要なスペックは以下の通りです。
- 50MPメイン + 13MP超広角 + 50MP望遠のトリプルカメラ構成
- 5,500mAhバッテリー
- 最大90Wの急速充電対応
- Wi-Fi 7 / NFCサポート
- Android 15ベースのHyperOS 2.0搭載
ハードウェアとソフトウェアの両面で、フラッグシップ級の仕様が整っていることがうかがえます。
実質はRedmi K80 Ultraのリブランド版か?
Tシリーズの過去の流れから考えると、今回のXiaomi 15T Proも中国国内で先行販売されているRedmi K80 Ultraのリブランドモデルになる可能性が高いと見られています。
Redmi K80 Ultra自体も、以下のような強力なスペックを誇っています。
- 6.83インチ 1.5K解像度・144Hz駆動のOLEDディスプレイ(最大輝度3200ニト)
- 50MP(1/1.55インチ)OIS対応メインカメラ + 8MP超広角
- 20MPフロントカメラ
- 7,410mAhの大容量バッテリー
- 100W急速充電
- IP68防水防塵対応
- カラバリ:サンドストーングレー、ムーンロックホワイト、スプルースグリーン、アイスフロントブルー
ただし、リブランドモデルといっても、グローバル版ではカメラ仕様やバッテリー容量、充電速度に差異がある可能性が高いため、単なる焼き直しに留まらない個別仕様となることが期待されます。