
独自のデザインとコンセプトで注目を集めているテックブランド「Nothing」が、新型スマートフォンの発表をついに正式にアナウンスしました。これまで謎めいたティーザーが続いていましたが、発表会は**3月4日 午前10時(GMT)/ 午後3時30分(IST)**に行われることが明らかになりました。
カメラデザインに注目
今回、Nothingは「X(旧Twitter)」を通じて発表を告知しました。また、ティーザー画像にはスマートフォンのカメラモジュールと思われるデザインも含まれています。カメラ部分はピル型のモジュールに2つの大きな切り抜きが目立ち、トリプルカメラ構成が期待されます。

Phone (3)ではない可能性が浮上?
ここで注目したいのは、この新型スマートフォンが「Nothing Phone (3)」ではない可能性があるという点です。過去にリークされたCarl Pei(Nothing共同創業者)のメールでは、同社が2025年第1四半期に「画期的なスマートフォン」を発表予定であることが示唆されていました。ただし、その表現から見るに、このデバイスはPhone (3)ではない可能性が高いと考えられています。
今回のティーザーが示すスマートフォンがその「画期的なデバイス」であるとすれば、3月というタイミングもそれを裏付ける形になります。
Nothing Phone (3)の最新情報
一方で、Nothing Phone (3)の発表は2025年前半に予定されており、今回の新型スマートフォンとは別の製品となる可能性が高いです。NothingはPhone (3)で「ユーザーインターフェイスにおける画期的な革新」を予告しており、ソフトウェアや操作体験における大きな進化が期待されています。
さらに、Geekbenchに登場したデータによれば、Phone (3)はQualcomm Snapdragon 7s Gen 3 SoCを搭載する可能性があります。このデバイスは8GBのRAMを備え、シングルコアで1,149ポイント、マルチコアで2,813ポイントを記録しており、Android 15を搭載していることも確認されています。また、よりハイエンドな「Phone (3) Pro」が登場し、Phone (2)の真の後継機となるのではないかという噂もあります。
Phone (3)は、6.5インチのOLEDディスプレイを搭載し、価格は約600ドル(約5万円)からスタートするとも言われています。
今後の発表に注目
Nothingの新型スマートフォンがPhone (3)なのか、それともまったく新しい製品なのか、現時点では公式発表を待つ必要があります。3月4日の発表ではどのような驚きが待っているのか、非常に楽しみですね!