
Pocoが展開する新型スマートフォン「Poco F7」のグローバル版が、米国のFCC(連邦通信委員会)による認証を取得しました。これにより、グローバル市場での正式発表が間近に迫っていると見られています。
インド版も認証取得済み
今回FCCに登録された「Poco F7」は、型番25053PC47Gで確認されています。また、先月にはインド市場向けモデル(型番25053PC47I)がインド標準局(BIS)の認証を取得しており、インドとグローバル市場の双方での発売が近いことがうかがえます。
FCC認証から見えたスペック

FCCの資料によると、Poco F7は複数の5Gバンドに対応するほか、Wi-Fi 6E/7(802.11ax/be)、Bluetooth、NFC機能を搭載する予定です。OSにはAndroid 15をベースとしたHyperOS 2.0が採用されることも確認されました。

また、公開された認証用画像から、端末前面のデザインも一部明らかになっています。
Poco F7の主な仕様(予想)
これまでの情報によれば、Poco F7は6.83インチのフラットOLED LTPSディスプレイを採用し、1.5K解像度と120Hzリフレッシュレートに対応する見込みです。チップセットには、パフォーマンスと効率のバランスに優れたSnapdragon 8s Gen 4が搭載されると予想されています。
バッテリー容量については、グローバル版が6,550mAh、インド版ではさらに大容量の7,550mAhバッテリーを備える可能性があります。どちらのモデルも90W急速充電に対応するとのことです。
カメラ周りでは、フロントに20メガピクセルのセルフィーカメラを搭載し、リアカメラは光学式手ブレ補正(OIS)対応の50メガピクセルメインカメラと、8メガピクセルの超広角カメラという構成が見込まれています。
さらに、金属製のミドルフレームを採用し、IP68/69相当の防水・防塵性能も備えるとされています。
発売時期と価格帯
Poco F7は、今月から6月にかけてグローバル市場で発表される可能性が高いと見られています。インドでは価格が3万ルピー(約5万円前後)に設定される見込みで、iQOO Neo 10など競合モデルとの熾烈な争いが予想されます。
正式発表までもう間もなくとなっており、今後の続報に注目が集まります。