Samsung「Galaxy Tab S10 FE+」がFCC認証取得、スペック詳細も明らかに

Samsungの新型タブレット「Galaxy Tab S10 FE+」がFCC(米国連邦通信委員会)の認証を取得し、発売が間近に迫っていることが明らかになりました。これにより、一部のスペックも判明し、期待が高まっています。

Galaxy Tab S10 FEシリーズ、まもなく発表か

Samsungは、フラッグシップモデルのGalaxy Tab Sシリーズに対し、より手頃な価格で提供するFE(Fan Edition)モデルを展開しています。今回認証を取得した「Galaxy Tab S10 FE+」は、その最新モデルとなる予定です。

同シリーズの前モデルである「Galaxy Tab S9 FE / S9 FE+」は2023年10月に発売されましたが、新モデルはこれまでよりも発売までに時間がかかっているようです。その理由は不明ですが、FCCの認証を通過したことで、遅くとも3月末から4月初旬には正式発表される可能性が高いと考えられます。

FCC認証で判明した主なスペック

「Galaxy Tab S10 FE+」は、Wi-Fi専用モデル(型番:SM-X620)と5G対応モデル(型番:SM-X626B)の2種類が展開される予定です。FCCのデータによると、本体サイズは300.56 × 194.7mmで、13インチの大画面ディスプレイを搭載しています。

さらに、以下の仕様が確認されています。

  • シングルカメラ搭載(背面)
  • 5G対応モデルはn1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n71 / n77 / n78 のバンドをサポート
  • Wi-Fi 6(802.11ax)対応
  • S Pen対応
  • microSDカードによるストレージ拡張可能

なお、標準モデルの「Galaxy Tab S10 FE」も、5G対応モデルが用意される見込みです。

Galaxy Tab S10 FEシリーズはLCDディスプレイを採用

リーク情報によると、「Galaxy Tab S10 FE」は10.1インチディスプレイを搭載し、Plusモデルは13インチと大型化されることがFCC認証で裏付けられました。

ただし、どちらのモデルもディスプレイはLCDパネルを採用するとみられ、OLEDへの移行は今回も見送られる可能性が高いようです。これは、価格を抑えるための判断かもしれません。

発売時期と今後の展開

すでにFCCだけでなく、GCF(Global Certification Forum)でも認証を取得していることから、Samsungは間もなく正式な発表を行うと予想されます。Galaxy Tab S10 FEシリーズは、価格を抑えつつS Penや5G対応などの機能を備えたバランスの良いモデルとして、多くのユーザーに支持されることになりそうです。

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