Snapdragon 8 Elite搭載で6万円台! Realme GT 7 Pro Racing Edition登場

Realmeが中国市場向けにRealme GT 7 Pro Racing Editionを発表しました。昨年11月に発売されたRealme GT 7 Proをベースにしたモデルで、カメラやディスプレイ性能を一部調整しつつ、パフォーマンスとバッテリー持ちを重視した仕様となっています。今回は、このRacing Editionの主な特徴とスペックを詳しく見ていきましょう。

Realme GT 7 Pro Racing Editionの主なスペックと特徴

Racing Editionは6.78インチBOE S2 OLEDディスプレイを採用しており、120Hzのリフレッシュレートに対応。最大6,000ニットのピーク輝度とHDR10+、Dolby Visionをサポートし、視覚的な楽しさを追求した設計です。また、マイクロクアッドカーブデザインで、滑らかなエッジが特徴的です。

パフォーマンス面では、Snapdragon 8 Eliteプロセッサを搭載し、LPDDR5x RAMUFS 4.1ストレージが組み合わさり、ハイエンドスマホらしい快適な処理能力を提供します。さらに、11,480mm²のデュアルチャンバー蒸気冷却システムを備え、ゲーム中や高負荷時の発熱を抑えます。

バッテリーは6,500mAhの大容量で、120Wの急速充電に対応。バイパス充電機能も搭載されており、長時間のゲームプレイ時でも発熱を最小限に抑えます。

カメラ構成は以下の通りです。

  • 50MPメインカメラ(Sony IMX896、OIS対応)
  • 8MP超広角カメラ(OV08D10)
  • 16MPフロントカメラ(Samsung S5K3P9)

その他の特徴として、光学式ディスプレイ内指紋センサーデュアルステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)Wi-Fi 7Bluetooth 5.4NFCIRブラスターUSB-Cポートを搭載。IP68/69の防水防塵性能とアルミ製ミドルフレームで高い耐久性も備えています。

通常版GT 7 Proとの違い

Racing Editionは、通常版のRealme GT 7 Proと比較していくつかの変更が施されています。

項目Realme GT 7 ProRacing Edition
ディスプレイSamsung Eco² OLED Plus(2,000ニット)BOE S2 OLED(1,600ニット)
メインカメラSony IMX906(50MP)Sony IMX896(50MP)
超広角カメラ8MP(同じ)8MP(同じ)
望遠カメラ50MP LYT-600ペリスコープなし
指紋センサー超音波式光学式
ストレージ規格UFS 4.0UFS 4.1
バイパス充電非対応対応

Racing Editionは望遠カメラが省略されているものの、ストレージ速度が向上し、長時間使用に最適なバイパス充電が追加されています。

Realme GT 7 Pro Racing Editionの価格と発売情報

Realme GT 7 Pro Racing Editionの中国での価格は以下の通りです。

  • 12GB + 256GBモデル:64,750円(3,099元)
  • 16GB + 256GBモデル:71,000円(3,399元)
  • 12GB + 512GBモデル:77,300円(3,699元)
  • 16GB + 512GBモデル:83,600円(3,999元)

カラーバリエーションはネプチューンエクスプローラー(青)スタートレイルチタニウム(銀)の2色展開です。

同価格帯ではOnePlus Ace 5 Pro(約71,000円~)が競合機種となりますが、Snapdragon 8 Eliteを搭載したスマホとしては最も手頃な価格となっています。なお、現時点でRacing Editionのグローバル展開についての発表はありません。

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