
Xiaomiが開発中と見られる新型タブレット「Xiaomi Pad 7S Pro」が、ベンチマークサイトGeekbenchに登場しました。注目すべきは、同社が独自に開発したSoC「Xring O1」を搭載している点です。
Xring O1チップを採用した新モデル
Xring O1は、先月発表されたスマートフォン「Xiaomi 15S Pro」およびタブレット「Xiaomi Pad 7 Ultra」に初めて搭載されたXiaomi自社製のプロセッサです。今回のPad 7S Proにも同チップが採用されており、同シリーズとしての性能強化が図られていることがうかがえます。

Pad 7S Proは、Geekbench上で「Android 15」「16GB RAM」というスペックとともに登場しており、処理性能は上位モデルに匹敵するものと考えられます。
サイズはPad 7 Pro相当か
製品名に「S」がつくことから、今回のPad 7S Proは既存モデル「Pad 7 Pro」の派生モデルとなる可能性が高いと見られています。参考までに、Pad 7 Proは11.2インチのディスプレイを採用しており、14インチのPad 7 Ultraよりも一回りコンパクトです。
もしPad 7S ProがPad 7 Proをベースにしているのであれば、以下のようなスペック構成になると予想されます。
- ディスプレイ:11.2インチ LCD、解像度2136×3200、リフレッシュレート144Hz、ピーク輝度800ニト
- リアカメラ:50MP メイン + 2MP 深度センサー
- フロントカメラ:32MP
- バッテリー容量:8,850mAh
今のところ、XiaomiからPad 7S Proに関する正式な発表はありませんが、独自SoCであるXring O1の搭載が確認されたことで、同社のタブレット戦略が今後さらに本格化していく可能性が高まっています。引き続き詳細に注目が集まります。