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ロンドン発のテックブランドNothingが、最新スマートフォン「Phone (3a)」シリーズを2025年3月4日に正式発表する予定です。その中でも特に注目されているのが、上位モデルであるNothing Phone (3a) Pro。今回、そのカメラ性能や搭載チップセットなど、気になる情報を独自に入手しました。
Snapdragon 7s Gen 3搭載、パフォーマンス向上へ
Nothing Phone (3a)シリーズには、Snapdragon 7s Gen 3 (4nm) SoCが採用されることが判明しました。このチップセットは、最大2.5GHzのプライムコア、2.4GHzのパフォーマンスコア×3、1.8GHzの効率コア×4という構成で、グラフィック性能を支えるAdreno 810 GPUと、強力なAI処理を担うQualcomm Hexagon NPUを搭載。処理速度や電力効率の向上が期待できます。
3倍望遠レンズで60倍ハイブリッドズーム対応
Nothing Phone (3a) Proの最大の魅力は、トリプルカメラ構成と高度なズーム機能にあります。
- 50MP メインカメラ
- 50MP 望遠カメラ(3倍光学ズーム、OIS対応、マクロ撮影可能)
- 8MP 超広角カメラ
特に、3倍望遠カメラにはSony LYT-600センサーが採用されており、これはRealme 13 Pro+などの競合機種にも搭載されている実績のあるセンサーです。このカメラにより、最大60倍のハイブリッドズームが可能になり、遠くの被写体でも細部まで鮮明に撮影できます。
また、Nothingの公式SNSでは、3倍ズーム時のレンズ切り替えの様子を公開しており、そのズーム性能に自信を持っていることが伺えます。
Phone (3a)とPhone (3a) Proの共通点と違い
両モデルのスペックは基本的に共通しており、6.72インチ AMOLEDディスプレイ(120Hzリフレッシュレート)、IP64防塵防水性能、5,000mAhバッテリーを備えています。
カメラ構成についても、メインカメラと超広角カメラは共通。ただし、Phone (3a)は2倍ズームにとどまるのに対し、Phone (3a) Proは3倍光学ズーム+60倍ハイブリッドズームを搭載している点が最大の違いです。
予想価格と発売時期
Nothing Phone (3a)シリーズは、以下の価格帯で登場すると予想されています。
- Nothing Phone (3a):₹25,000以下(プロモーション適用時)
- Nothing Phone (3a) Pro:₹30,000前後
両モデルともに2025年3月4日から販売開始予定です。
特にProモデルの望遠カメラは大きな差別化ポイントとなっており、さらにサプライズがある可能性も。発売が近づくにつれ、新たな情報が明らかになるかもしれません。続報に期待しましょう。
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