iPhone 17シリーズ、カメラセンサーは全モデルでソニー製を採用

分解レポートから、iPhone 17シリーズに搭載されるカメラセンサーがすべてソニー製であることが明らかになりました。対象はiPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxに加え、新登場のiPhone Airも含まれています。

新搭載の18MPセンターフレームカメラ

WekiHomeが公開した分解動画によれば、新たに導入された18MPセンターフレームカメラは、ソニー製23MP八角形ピクセルセンサー「IMX914」を採用。18MPはセンサーの最大出力サイズを示すもので、従来の正方形ピクセルから進化を遂げています。

iPhone 17の背面カメラ構成

iPhone 17のメインカメラには、48MPクアッドピクセルセンサー「IMX904」が搭載されており、2.0μmピクセル、ƒ/1.6の明るい絞り値、センサーシフト式手ぶれ補正、100% Focus Pixelsなどを備えています。これはiPhone 15・16と同じセンサーです。

一方、広角カメラは新たに「IMX972」を採用。48MPクアッドピクセル仕様で、13mm相当の焦点距離、120°の視野角を確保。Photonic EngineやDeep Fusionといった処理技術に加え、レンズ補正もサポートされています。

Proモデルの強化ポイント

iPhone 17 ProおよびPro Maxでは、メインカメラに「IMX903」を搭載。48MP Fusionクアッドピクセル仕様で、2.44μmピクセル、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト補正を採用し、さらにナノレベルの反射防止コーティングも施されています。

超広角カメラはiPhone 16 Proと同じ「IMX972」を引き続き搭載。48MPクアッドピクセル、13mm焦点距離、120°視野角に対応し、反射防止コーティングによる耐久性と画質向上が図られています。

注目は望遠カメラで、新たにソニー製「IMX973」を採用。48MPクアッドピクセル、ƒ/2.8、光学4倍テトラプリズム構造を備え、3Dセンサーシフト手ぶれ補正とAFをサポートしています。これは従来の「IMX972」からの置き換えとなります。

iPhone Airもソニーセンサーに統一

iFixitによる分解結果から、iPhone Airのメインカメラもソニー製「IMX904」を採用していることが判明しました。48MP Fusionクアッドピクセル、ƒ/1.6絞り値、センサーシフト補正、反射防止コーティングといった仕様は、iPhone 17のメインカメラと同一です。従来のiPhone 16eに使われていた「IMX982」からの刷新となります。

ソニーとAppleの強固な協力体制

今回の分解から、iPhone 17シリーズおよびiPhone Airにおいて、全カメラセンサーがソニー製で統一されていることが確認されました。これにより、Appleとソニーのカメラ分野におけるパートナーシップはさらに強固なものとなり、画質や機能面での安定した進化が期待されます。

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