
モトローラが、新型スマートフォン「Motorola Edge 70」のグローバル発表日を11月5日と正式に明らかにしました。同社の公式サイト上で確認されたもので、これまで噂されていた発売時期が確定した形です。最大の注目点は、厚さわずか6mm未満という驚異的な薄さ。そのスリムなデザインで、モトローラ史上最も薄い非折りたたみスマートフォンとなります。
超薄型デザインで「高級感×手頃さ」を両立
Edge 70は、これまでアップルやサムスンなどが高価格帯で展開してきた“薄型フラッグシップ”とは異なるアプローチを取ります。ヨーロッパでの販売価格はおよそ690ユーロ(約11万円前後)と見られ、プレミアムデザインを中価格帯で実現する戦略です。これにより、従来の高価な薄型スマートフォン市場に一石を投じる存在となりそうです。
カメラ性能も抜かりなし
薄型ながらもスペック面での妥協は最小限。最大12GBのRAMと512GBのストレージを搭載し、メインカメラにはOIS(光学式手ぶれ補正)対応の5000万画素センサーを採用。さらに120度の超広角レンズを備えるとされ、多様なシーンで活躍できる構成です。加えて、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを備え、音響面でもミドルレンジ機としては異例の完成度が期待されます。
カラーバリエーションも豊富
デザイン面では、Pantone認証を受けた「Lily Pad」や「Bronze Green」など、個性豊かなカラーを展開予定。仕上げの質感にもこだわり、単なる“薄いスマホ”にとどまらない存在感を演出します。
薄型スマートフォン市場はこれまで限定的な需要にとどまっていましたが、モトローラはEdge 70でその潮流を変えようとしています。高級感と実用性を両立させたこの新モデルが、再び“スリムスマホ”のブームを呼び起こすことになるのか、11月の正式発表に注目が集まります。