アップルの次世代iPhone、iPhone 16シリーズ。
ここ数週間で一気にリーク情報が増えてきたという印象ですが、今回、同モデルに搭載されるカメラセンサーのサプライヤーに関して興味深い情報がでてきました。
韓国メディアのThe Elecが伝えたもので、これによるとアップルはこれまでソニーからのみ調達していたカメラ用CISを、今回のiPhone 16ではサムスン電子からも供給予定とのこと。
その一環として、すでにアップルは最終的な品質テスト段階にあり、これに合格すれば、サムスン電子のCISがアップルのiPhoneシリーズに初めて搭載されることになります。
一方、その背景としては今年のiPhoneでの「新技術の導入で数量不足が懸念されているため」とのことなので、ソニーセンサーのクオリティに問題があるといったことではなく、単に供給不足の可能性に対する事前対応といったところでしょうか。
ただ、これが実現すると同じiPhoneモデルでも国や地域だけでなく、ひょっとすると同じ国の同じバージョンでもロットによってソニー製とサムスン製のカメラセンサーが混じるという可能性もありそう。
となると、どちらが良いかは別として、ちょっとした話題となりそうです。
いずれにせよ、現在のモバイル向けカメラセンサー市場ではまだまだソニーのシェアが圧倒的ですが、もしiPhoneにサムスン製のセンサーも採用されるとなれば両者のシェア差は一気に縮まる可能性が高そうです。
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