ファーウェイ製スマートフォン、といえば米政府による対ファーウェイ禁輸制裁の一環でいわゆる「Googleなし」となってしまって以来、中国本土以外での存在感はほとんどなくなってしまっています。
しかし、中国本土ではHuawei製スマホはここ数年、かなりの勢いでシェアを再拡大しており、特にフォルダブルにおいては圧倒的なシェアを占めているのが現状です。
そんな中、そのファーウェイ製のフォルダブルスマートフォンが今期(2024年第1四半期)にも、サムスンを抜いて世界トップのシェアを獲得するという予想がでていました。
上のグラフでも示されているように、サムスンのGalaxyフォルダブルは毎年秋にリリースされるので、第3四半期に最も出荷台数が伸びます。
よって、ファーウェイが同時期に新型フォルダブルを投入しない限り、今年も秋ごろには再びサムスン製フォルダブルがシェアトップの座を奪還するとは思います。
ただ、昨年の第一四半期で30%近いシェアの差をつけられていたHuawei製フォルダブルが、一時的でもわずか一年で逆転というのはなかなかの快挙。
2024年通年のシェアでもかなり近い勝負になるかもしれませんね。
なお、ソースサイトによると、2024年には、ファーウェイとhonorがフォルダブルでのシェアを伸ばすと予想される一方、OppoとVivoは縦開き型製品から撤退するため、シェアを落とすと予想されるとのことです。
ソース:DSCC
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