2025年、Nothingはスマートフォン市場での存在感をさらに強める年となりそうです。同ブランドの次期モデル「Nothing Phone (3)」シリーズに関する噂が盛り上がる中、最近公開されたティザー画像が注目を集めています。
NothingがSNS「X」に投稿したのは、ポケモン「ウインディ」のイラスト。この一見すると無関係に思える投稿ですが、過去の情報と照らし合わせると、Nothing Phone (3a)やPhone (3a) Plusのリリースを示唆している可能性があります。
過去のモデル番号リークから読み解く「3a」シリーズ
2024年10月、A059というモデル番号がIMEIデータベースに登場。この時点で「Arcanine(ウインディ)」というコードネームが付けられ、Nothing Phone (3)の可能性が指摘されました。しかし、その後GeekbenchでこのモデルがSnapdragon 7s Gen 3チップを搭載していることが確認されると、「フラッグシップ機には不向きでは?」との声が上がり始めます。
最終的にGSMAデータベースにより、A059がNothing Phone (3a)、さらにA059Pがその上位モデル「Nothing Phone (3a) Plus」であることが判明。これに加え、エントリーモデルとされる**CMF Phone (2)**の情報も同時に明らかになっています。
Nothing Phone (3a)シリーズの登場はいつ?
今回のウインディを使ったティザーは、おそらく「Phone (3a)」シリーズを指していると考えられます。以前公開されたYouTube動画でも「Phone (3a)」または「CMF Phone (2)」が2025年4月に登場する可能性が示唆されており、現時点では「CMF Phone (2)」が4月に先行発売されるとの見方が強まっています。
一方、シリーズのフラッグシップとなる**Nothing Phone (3)**は、最新のSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、2025年第1四半期のリリースが期待されています。
Nothing Phone (3a)のスペック:注目ポイント
現時点でリークされた「Phone (3a)」シリーズの主な仕様は以下の通りです:
- プロセッサ
Snapdragon 7s Gen 3を搭載。Geekbenchでもすでに確認済み。 - カメラ
- Phone (3a):テレフォトレンズを搭載。4K 60FPS動画やスローモーション(最大480FPS)に対応。Super MacroやSuper Nightモードも搭載予定。
- Phone (3a) Plus:ペリスコープレンズを搭載し、さらなる望遠性能を実現。
- ディスプレイ
現行のPhone (2a)と同じく、6.7インチAMOLEDディスプレイ(120Hz)を採用すると予想。 - バッテリー
Phone (3a)は4,290mAhとやや小型化。ただし充電器はこれまで同様、別売となる見込み。 - デザイン
フラットな側面デザインとGlyph LEDの新しい配置を採用。光学式指紋認証センサーも搭載される可能性が高い。 - OS
Android 15ベースのNothing OS 3.0をプリインストール。通知パネルやロック画面の新デザイン、システムウィジェットなどの改善が含まれる。 - SIM対応
Nothingブランドでは初となるeSIM対応が実現。eSIM+nano SIMまたはデュアルnano SIM構成が選択可能に。
日本市場への登場は?
前モデルのNothing Phone (2a)は日本市場でも発売されていることから、今回の「Phone (3a)」シリーズも国内でリリースされる可能性が高いと考えられます。特に、ハイエンド機能をリーズナブルな価格で提供するブランドのコンセプトは、日本のユーザー層にも十分アピールできるでしょう。
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