Galaxy S25 Ultraの耐久性テスト結果—カメラリングの“安っぽさ”が浮き彫りに

最新のGalaxy S25 Ultraは、サムスンの最高級スマートフォンとして登場しました。そのデザインは前の世代を踏襲し、洗練と最適化を追求したものです。YouTuberのZackさんが運営する「JerryRigEverything」では、毎回新しいスマートフォンの耐久性を試す過酷なテストを行い、その結果を公開しています。今回もGalaxy S25 Ultraがテストの対象となり、その耐久性が明らかになりました。

高級感あふれるデザインと耐久性

Galaxy S25 Ultraのディスプレイは、Gorilla Armor 2ガラスで保護されています。スクラッチ耐性のテストでは、レベル6で軽い傷がつき、レベル7ではやや深い溝が現れる結果となりました。これは、他の高級スマートフォンと同等の耐久性であり、現在の技術の限界を示しているとも言えます。ちなみに、iPhone 16のCeramic Shieldでも似たような結果が出ています。

焼き付きテスト

さらに、Zackさんはライターの火で30秒間、S25 Ultraの画面を焼いてみました。その結果、画面に永久的な焼き付きが残ってしまいました。iPhone 16の画面は、このテストにおいてもう少し耐性が強いことが分かっています。

ボディとボタンの耐久性

S25 Ultraの側面はチタン製、ボタンはアルミニウム製で、Zackさんが行ったスクラッチテストでもそれぞれ深い傷がつくものの、素材の違いによって音の違いも確認されました。いずれも簡単には傷がつかないものの、過酷な状況には耐えきれない様子でした。

背面とカメラレンズの保護

背面にはフロストガラスが使われており、触り心地がよく、耐久性にも優れています。この部分は簡単には傷がつかないことが確認され、カメラレンズにも傷が入りにくいという良い結果が出ました。これにより、日常的な使用でも写真や動画の品質に問題はないと安心できます。

「安っぽい」カメラリング

ただし、カメラモジュールに関しては少し気になる点が。Galaxy S25 Ultraには新たに金属製のリングがカメラのセンサー周りに追加されていますが、その取り付け方法にやや問題がありました。サムスンはリングを本体にぴったりと合わせるのではなく、センサーの上に接着剤で貼り付けているだけです。このため、リングと本体の間に隙間ができ、Zackさんはナイフを使って簡単にリングを剥がすことができました。

曲げテストもクリア

最後に、ZackさんはS25 Ultraに対して曲げテストを実施。端末は非常に頑丈で、曲がることなく試験をクリアしました。この結果、もしスマートフォンをポケットに入れたまま座ってしまっても、壊れる心配は少ないと言えそうです。

総じて、Galaxy S25 Ultraは非常に高い耐久性を持ち、日常使いにおいて安心して使えるスマートフォンであることがわかりました。ただし、カメラリングの取り付け方法には少し改良の余地がありそうです。

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