Google Pixelは「信者率」の低さが課題?ユーザーの6割近くが他メーカーへ乗り換え予定

今年秋リリース予定のPixel 9シリーズで9世代目となるGoogleのPixelスマートフォン。

国内ではいつの間にかAndroidシェアトップを獲得し、アップルのiPhoneとの一騎打ちさえ視野に入ってきています。

しかし、お膝元の米国に目を向けるとPixelスマートフォンには「リピータ率」という点で課題を抱えていることが明らかになりました。

以下は統計、調査会社のStatisiaが公開したレポートの一部:

米国のiPhone (Apple)、Galaxy (Samsung)、Pixel (Google)ユーザーに「次回の買い替えで違うブランドに乗り換える可能性はどれくらいですか?」という質問をしたもので、ご覧のように「可能性が非常に高い」と答えたユーザーの割合はPixelユーザーが圧倒的に多く、なんと57%

つまり、現在Pixelを使っているユーザーの6割近くが次のスマホの買い替え時期にはPixel以外の機種を購入予定、ということに。

これ、言い換えればPixelユーザーは同ブランドに対する不満を抱えているユーザーの割合がiPhoneやGalaxyユーザーと比べると24%も高いとも言えます。

また、逆にブランドを変更する可能性が「非常に低い」という回答もPixelユーザーは最も少なく、iPhoneの50%やGalaxyの44%と比べるとその差は明白です。

米国では特にiPhoneとGalaxyユーザーは長年の愛用者が多いという印象で、この2ブランドの機種を使っているユーザーの多くはほとんど迷うことなく同じブランドの新機種に乗り換えているという印象。

一方、これらのブランドと比べるとまだ歴史の浅いPixelはまだユーザーの「ロイヤリティ」がしっかりと確立されていないような気がします。

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