Snapdragon 6s Gen 3の正体、クアルコム自身が「SD695の強化版」と認める

先日クアルコムが発表した新型ミッドレンジ向けチップセット「Snapdragon 6s Gen 3」。

今のところ、Moto G85への搭載が確実視されており、今年後半リリースの複数のAndroidモデルにも搭載されることが予想されています。

そんなSD6sGen3ですが、今回、クアルコム自身が同チップについて「Snapdragon 695の強化版」であることを認めた模様です。

Android Authorityが同社から得たコメントを伝えたもの:

Snapdragon 6s Gen 3はSnapdragon 695の強化版で、CPU、GPU、AIの性能が向上している

なお、このSnapdragon 6s Gen 3はCPUのコア構成もGPUもSnapdragon 695と完全に同じで、スペック上ではクロックスピードが若干アップグレードされているだけ。

そのため、性能的には昨年のSnapdragon 6 Gen 1よりもかなり低くなっており、現行モデルではどちらかというとミッドレンジではなくエントリーモデル向けのチップセットです。

一方「AIの性能が向上している」というのは興味深いところですが、性能的に2世代前のミッドレンジ向けチップセットでもAIに対応できるのでしょうか。

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