
ソニーの最新ハイエンドフラッグシップモデル「Xperia 1 VII」。
国内では6月初めにリリース予定の同モデルですが、海外ではすでにいくつかのレビュー記事や動画が公開されています。
そんな中、「邦尼幫你 3C 科技」というYoutubeチャンネルが公開したXperia 1 VIIとXperia 1 VIの比較動画で、両モデルには発熱に対する「耐性」に違いがあることが明らかになりました。
Xperia 1 VII、発熱による動画撮影の際のカメラ落ちがない?
以下は動画内の一部で、4K@60FTPでの動画撮影の際の端末温度を比較したもの。

温度上昇という点では両機種に大きな違いはなさそうです。
しかし、Xperia 1 VIは録画開始から40分ほどで発熱によってカメラが停止。

Xperia 1 VIは端末温度が44℃程度に達したところで撮影停止。
この時点で端末温度はXperia 1 VIIの方が1度ほど低くなっていますが、この温度差が撮影停止と撮影続行の閾値なのかは不明です。

一方、Xperia 1 VIIはその後も撮影を継続。

結局、2時間以上撮影をしても発熱によってカメラが停止することはなかったとのこと。
つまり、Xperia 1 VIIとXperia 1 VIは発熱の度合いという点では同程度、あるいは僅差ながら、発熱に対する耐性という点ではXperia 1 VIIの方が前モデルより大幅に高くなっていると言えそうです。
発熱によって動作が停止したり、制限がかかったりというのは、安全性や、本体(特にバッテリーなど)へのダメージを未然に防ぐという意味もあるので、必ずしも悪いことではなく、逆に過度な発熱にもかかわらず機能制限がキックインしないというのは良いこととは限りません。
ただ、そういった問題がないのであれば発熱による機能制限はないに越したことはないので、Xperia 1 VI→Xperia 1 VIIでハード的な耐熱性も何らかの形で向上しているのかもしれませんね。