Android Automotive OS搭載の車でGoogle Mapsの到着予定時刻の表示が消える問題

最近、VolvoやPolestarなどの一部の車両で、Google Mapsがインストルメントクラスター(運転席正面のディスプレイ)上に到着予定時刻(ETA)を表示しなくなったという声が増えています。これにより「いつ目的地に到着するか」が一目でわかる便利な機能が消えてしまったわけですが、どうやらGoogleの仕様変更ではないようです。


ETAが消えたのはGoogle Mapsの仕様変更ではない?

Android Automotive OSを搭載した車両では、運転席正面にあるデジタルディスプレイにGoogle Mapsのナビ情報が表示されるのが特徴です。これまではターンバイターン(進行方向の指示)とともに、小さなバブルで到着予定時刻(ETA)が表示されていました。

しかし、最近のGoogle Mapsアップデート以降、このETAの表示が消えてしまったとの報告が相次いでいます。


どの車両に影響が出ているのか?

この現象は特にVolvoPolestarの車両で確認されており、GoogleのフォーラムやReddit、さらにはVolvoやPolestarに特化したオンラインコミュニティでも多くのユーザーが同様の問題を報告しています。

興味深いのは、この変更がGoogle Maps自体のアップデートによるものではなく、VolvoとPolestarの最新ファームウェア更新によって引き起こされた可能性が高いという点です。

このETA表示機能はもともと2024年8月のアップデートで導入されたものでしたが、今では一部車両から消えてしまいました。


解決の見込みはあるのか?

現時点では、この問題が修正されるかどうかは不明です。ただし、Google Mapsを通常のAndroid Autoで利用している場合はETAが引き続き表示されているため、Android Automotive特有の問題であることは確かなようです。

VolvoやPolestarユーザーにとっては少々不便な状況が続いていますが、今後のアップデートで再びETA表示が戻ってくることを期待しましょう。

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