Motorola、Android 16対応端末の一部を発表 ─ Edge、Razr、Gシリーズなど計30機種以上に展開予定

MotorolaがAndroid 16へのアップデート対象機種を段階的に公開

Motorolaは、次期OS「Android 16」へのアップデート対象となる自社スマートフォンのリストを一部公開しました。今回の情報は公式ウェブサイト上で個別に記載された内容を元に構成されており、現時点では全機種を網羅したリストは公開されていないものの、かなり多くのモデルが対象となることが明らかになっています。

以下、現在までに確認された機種をシリーズごとに整理して紹介します。


Edgeシリーズ:最新のフラッグシップモデルを中心に11機種

まずはMotorolaのプレミアムライン「Edge」シリーズから。以下の11機種がAndroid 16へのアップデート対象とされています。

  • Motorola Edge 2025
  • Edge 60 Pro
  • Edge 60 Fusion
  • Edge 60 Stylus
  • Edge 50 Ultra
  • Edge 50 Pro
  • Edge 50 Neo
  • Edge 50 Fusion
  • Edge 50
  • Edge 40 Pro

これらは比較的新しいモデルが中心となっており、すでにAndroid 15を搭載・対応しているものが多く含まれています。


Razrシリーズ:折りたたみモデルにも広く対応

続いて、Motorolaのフォルダブルモデル「Razr」シリーズからは以下の8機種が対象となっています。

  • Motorola Razr+ 2025
  • Razr 2025
  • Razr Ultra 2025
  • Razr 60
  • Razr 60 Ultra
  • Razr 50 Ultra
  • Razr 50

注目すべきは、今後投入予定と見られる2025年モデルがすでにアップデート対象として名を連ねている点です。折りたたみスマートフォンでも継続的なソフトウェアサポートが期待できます。


Gシリーズ:コスパ重視の人気モデルも多数対象に

ミッドレンジからエントリークラスまで幅広いラインアップを持つ「Gシリーズ」では、以下の9機種がアップデート対象としてリストに含まれています。

  • Moto G Power 2025
  • Moto G 2025
  • Moto G Stylus 2025
  • Moto G56
  • Moto G86
  • Moto G86 Power
  • Moto G85
  • Moto G75
  • Moto G55

日常使いに十分な性能を備えたGシリーズの主要モデルが順当にリストアップされている印象です。


例外枠として「ThinkPhone」も対象に

Motorolaがビジネスユーザー向けに展開している「ThinkPhone」シリーズからは、2025年モデルであるThinkPhone 25が唯一、今回の対象機種として確認されています。


未掲載機種も多数、今後の発表に注目

なお、今回明らかになった情報はあくまで現時点のものであり、たとえば「Razr 2024」「Moto G35」「Moto G15」など、アップデート対象と見込まれるにもかかわらずリストに含まれていないモデルも存在します。

Motorolaは昨年のAndroid 15において、これまでよりも迅速かつ幅広い展開を見せており、今回のAndroid 16も同様にアップデート対象が拡大する可能性が高いと見られています。

Motorolaユーザーにとっては、これまで遅れがちだったOSアップデートの改善傾向が続いていることは嬉しいニュースです。今後の追加発表に期待が高まります。

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