
モトローラは、次世代フォルダブルスマートフォン「Motorola Razr 60」をインドで正式に発表しました。上位モデル「Razr 60 Ultra」とともにグローバル発表されたシリーズのうち、今回はベーシックモデルにあたるRazr 60のインド展開が明らかになりました。
パントン監修の3色展開、洗練された折りたたみデザイン
デザイン面では、前世代モデルと同様に洗練された折りたたみスタイルを継承しつつ、新たにPantone認証を受けた3色が用意されました。ラインアップは「Gibraltar Sea」「Spring Bud」「Lightest Sky」の3カラー。ファッション性にも配慮した展開となっています。

本体は188gと軽量で、厚さわずか7.2mmのスリムボディ。折りたたみ時でもスマートに持ち歩ける仕上がりです。
メイン&カバーディスプレイともに高輝度OLED採用
メインディスプレイには6.96インチのOLEDパネルを採用し、解像度は2640×1080ピクセル。120Hzのリフレッシュレートと最大3000ニトの輝度で、明るい環境でも視認性を確保しています。
一方、カバーディスプレイは3.63インチのAMOLEDパネルで、90Hzの滑らかな描画と最大1700ニトの輝度を実現。通知チェックや簡単な操作も快適に行えます。
MediaTek製チップセットで日常利用も快適に
プロセッサにはMediaTek Dimensity 7400Xを採用。8GBのLPDDR4Xメモリと256GBのUFS 2.2ストレージを搭載し、アプリの起動やマルチタスクもスムーズです。
OSはAndroid 15を初期搭載し、今後Android 18までのメジャーアップデートを保証。セキュリティパッチも4年間提供される予定です。
バッテリー容量もわずかに向上、急速充電・ワイヤレスにも対応
バッテリーは前世代の4200mAhから4500mAhに微増。30Wの急速充電と15Wのワイヤレス充電にも対応しており、充電時間を気にせず安心して使えます。
そのほか、IP48相当の防塵・防滴性能、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、32MPの高解像度インカメラ、サイドマウント式指紋センサー、NFCなど、日常使いを支える機能も充実しています。