
ロンドン発の新興ブランド「Nothing」が開発を進める次期スマートフォン「Phone (3)」の発表日時がついに明らかになりました。これまで断片的に予告されてきた情報が出揃い、正式なお披露目は現地時間7月1日午後6時(日本時間では7月2日午前2時)に決定。Nothing初の「本格フラッグシップモデル」として注目を集めています。
Glyph LEDを廃止、新たにドットマトリクスディスプレイを採用
これまでのNothing Phoneシリーズの象徴とも言える背面のGlyph(グリフ)LEDインターフェースは、今回のPhone (3)では非搭載となることが正式に確認されました。その代わりに採用されるのが、新たな「ドットマトリクスディスプレイ」です。ティザー映像ではこのインターフェースが一瞬登場し、これまで以上に高いカスタマイズ性を実現することが示唆されています。
Nothingらしい「見せるギミック」がどのように進化するのか、ユーザーの期待が高まります。
米国市場を本格ターゲットに?価格情報も判明
最新のリークによると、Phone (3)の価格は799ドルからで、12GB RAM + 256GBストレージ構成になるとのこと。また、最上位モデルは16GB RAM + 512GBストレージで899ドルとされており、ハイエンド市場に真っ向から挑む構えです。これらの情報は、Nothingが今回からアメリカ市場への本格進出を狙っている可能性を強く示しています。
ヘッドホン「Nothing Headphone (1)」は9月登場か
なお、今回の発表イベントで話題となっていた**オーバーイヤー型ヘッドホン「Nothing Headphone (1)」**の同時発表については、現時点で明言されていません。ただし、こちらも近日中に登場する製品としてすでに存在が確認されており、9月に299ドルで発売予定と報じられています。