Xiaomi 15 Ultraのカメラ仕様に関する公式情報 – 1インチセンサーと200MPペリスコープ望遠カメラ搭載

Xiaomi 15 Ultra、モバイルカメラの新たな基準へ

Xiaomiは、2月27日に中国で発表予定のフラッグシップモデル「Xiaomi 15 Ultra」のカメラ仕様を正式に公開しました。本機は、Galaxy S25 UltraやVivo X200 Ultra、Oppo Find X8 Ultraといった他のハイエンドモデルと競合する形となります。今回発表された内容からは、特にカメラ性能に大きな進化があることが伺えます。

Leica監修の「ウルトラピュア光学システム」搭載

Xiaomi 15 Ultraは、ライカとの協業により開発された新たな「Leica Ultra-Pure Optical System」を採用。このシステムは、光の取り込み量を増やし、よりクリアな撮影を可能にする設計となっています。さらに、本機の開発コードネーム「Night God(夜の神)」が示す通り、特に低照度環境での撮影性能を大幅に向上させることを重視しています。

搭載されるメインカメラは、新開発の1インチセンサーを採用。これに加えて、強力な200メガピクセル(MP)のペリスコープ望遠カメラを搭載し、画像の純度やダイナミックレンジを大幅に向上させるとされています。Xiaomiは、この組み合わせがUltraシリーズの新たな基準を確立するとアピールしています。

強化された200MPペリスコープ望遠カメラ

Xiaomiが公開したプロモーション画像では、200MPのペリスコープ望遠カメラが特に強調されています。このカメラは、優れた光学性能を誇り、実質的に9.4mm相当の大口径を持つとされています。焦点距離は100mmで、F2.6の明るいレンズを採用。さらに、200mmおよび400mmのロスレスズームに対応し、望遠撮影の性能が大きく向上しています。

この新しい望遠カメラは、Xiaomi 14 Ultraに搭載されていた50MPのSony IMX858ペリスコープ望遠カメラに代わる形で導入される予定で、SamsungのHP9センサーを採用していると噂されています。

Xiaomi 15 Ultraのカメラ構成(予測)

信頼性の高いリーカーDigital Chat Stationによると、Xiaomi 15 Ultraのカメラ構成は以下のようになると見られています。

  • メインカメラ:50MP(1/0.98インチセンサー)、23mm、F1.63
  • ペリスコープ望遠カメラ:200MP、100mm、F2.6(ロスレスズーム対応: 0.6x / 1x / 2x / 3x / 4.3x / 8.7x / 17.3x)
  • 超広角カメラ:50MP、14mm、F2.2
  • 望遠カメラ:50MP、70mm、F1.8(テレマクロ対応)

次世代スマホカメラの新たな基準へ

今回の発表により、Xiaomi 15 Ultraのカメラ性能が大幅に向上していることが明らかになりました。特に、1インチメインセンサーと200MPペリスコープ望遠カメラの組み合わせは、スマートフォンのカメラ技術を次のレベルへと引き上げる可能性があります。Xiaomi 15 Ultraが実際の撮影でどこまでの実力を発揮するのか、正式発表が待ち遠しいところです。

タイトルとURLをコピーしました