OnePlusが中国で本日（5月27日）発表予定の「Ace 5」シリーズ。その正式発表を前に、中国OnePlusの代表である李杰氏が、注目の2モデルのバッテリー容量を明らかにしました。特にゲーマー向けとして位置付けられる「Racing Edition」は、モバイルゲームユーザーにとって見逃せない一台となりそうです。
驚異のバッテリー容量、7,100mAhの衝撃
発表によると、「Ace 5 Racing Edition」にはなんと7,100mAhの超大容量バッテリーが搭載されます。これは「Ace 5」の6,415mAhや、コンパクトモデルである「OnePlus 13T」の6,260mAhをも上回る、圧倒的なバッテリー性能です。
一方、「Ace 5 Ultra」も6,700mAhと十分すぎる容量を誇り、長時間のゲームプレイや動画視聴でもバッテリー残量を気にせず使えるタフな仕様となっています。
Racing Edition：ゲーマー仕様の“走り屋”モデル
「Racing Edition」は、ただバッテリーが大きいだけではありません。6.77インチのフルHDディスプレイを搭載し、SoCにはMediaTekのDimensity 9400eを採用。最大16GBのRAMと512GBのストレージという構成で、処理性能も妥協なしです。
カメラ構成は、50MPのメインカメラに2MPのサブカメラ、そして16MPのフロントカメラを備えており、普段使いにも十分な実力を発揮します。
Ultraモデルはさらに一歩上をいくスペック
上位モデルの「Ace 5 Ultra」は、6.83インチの高解像度ディスプレイ（2800×1272ピクセル）に加え、144Hzの高リフレッシュレートに対応。より滑らかな操作感と視覚体験を提供します。
チップセットにはDimensity 9400+を採用し、パフォーマンス面でも抜かりありません。最大1TBのストレージを搭載できるのも、ハイエンド機としての余裕を感じさせます。カメラは50MP＋8MP構成に16MPのフロントカメラ。カメラ性能はUltraという名前にしては控えめな印象かもしれませんが、基本性能は非常に高水準です。
グローバル展開にも期待
噂によれば、この「Ace 5 Ultra」や「Racing Edition」は、チップ構成やバッテリー容量を若干変更した上で、「OnePlus Nord 5」としてグローバル市場にも投入される可能性があるとのことです。特に7,000mAhのバッテリーを搭載するという情報もあり、パフォーマンス重視のユーザーには魅力的な選択肢となりそうです。
OnePlusは今回のAce 5シリーズで、バッテリー容量と処理性能という2つの軸を徹底的に追求してきました。特に長時間の使用が求められるゲーマーや動画ヘビーユーザーにとって、これほど頼もしいスマートフォンはそう多くはありません。正式発表後のさらなる情報や、グローバル展開に向けた動きにも注目です。
