24GB RAM搭載のゲーミングタブレット「Red Magic Gaming Tablet 3 Pro」が発表へ

スマートフォンだけでなくタブレット市場でも存在感を強めるRed Magicが、最新のゲーミングタブレット「Red Magic Gaming Tablet 3 Pro」を中国で正式発表することを明らかにしました。発売日は6月11日。同社のSNSアカウントなどを通じて予告ポスターも公開されています。

注目の新型タブレットは、ハイエンドな仕様を備え、強力なライバルたちとの真っ向勝負に挑む形になりそうです。

高性能チップ「Snapdragon 8 Elite」搭載を確認

開発段階の段階から各種認証機関に登場していたRed Magic Gaming Tablet 3 Proですが、中国の3C認証とベンチマークサイト「Geekbench」への登録情報から、スペックの一部が判明しています。

まず、プロセッサにはQualcommの最新ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite(Leading Version)」が採用される見込みです。このチップは最大4.32GHzで動作し、先月登場したスマートフォン「Red Magic 10S Pro」にも搭載されていたものと同じです。

さらにGeekbenchのスコアによれば、シングルコアで2654点、マルチコアで8037点を記録しており、現行のタブレットとしてはトップクラスの処理性能を誇ります。

メモリは驚異の24GB、最新Android 15も搭載

Red Magic Gaming Tablet 3 Proには、なんと24GBもの大容量RAMが搭載されることも明らかになっています。OSには最新のAndroid 15が採用されており、ゲーム用途だけでなくマルチタスク性能にも期待が持てます。

また、中国の3C認証によって、80Wの高速充電に対応していることも確認済みです。

9インチ有機ELディスプレイ+冷却ファン内蔵

ディスプレイは約9インチのOLEDパネルを採用し、解像度は2400×1504ピクセル。映像の鮮明さと応答速度に定評のある有機ELディスプレイは、ゲーミング体験をより深めてくれるはずです。

バッテリーは8,240mAhと大容量で、長時間のプレイでも安心。さらに、ゲーミングタブレットらしく、内蔵冷却ファンも搭載される予定で、熱によるパフォーマンス低下を防ぎます。

ライバルはLenovoやRedmiの最新ゲーミングタブレット

中国市場では、同じくSnapdragon 8 Eliteを搭載したLenovoの「Legion Y700(第4世代)」がすでに発表されており、直接のライバルとなる可能性があります。また、RedmiからもMediaTek Dimensity 9400 Plusを搭載したゲーミングタブレットが今月中に登場予定とされており、各社のハイエンドモデルがしのぎを削る状況になりそうです。

ゲーミングタブレット市場の本格競争が始まる

Red Magic Gaming Tablet 3 Proは、圧倒的な処理能力と冷却性能、そしてゲーマー向けの細やかなチューニングを備えたハイエンドモデルとして、タブレット市場に新たなインパクトを与える存在になりそうです。

LenovoやRedmiといった強力な競合製品とどう差別化を図っていくのか、そしてグローバル市場に展開されるのかにも注目が集まります。6月11日の正式発表では、価格や販売戦略にも目を配る必要がありそうです。

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