Snapdragon 8 Gen 5は当たりはずれのくじ引きに? TSMCとSamsungの両社が生産

クアルコムの次世代チップセット、と言えば秋に発表予定のSnapdragon 8 Gen 4。

今回、そのさらに1年後のチップセット、Snapdragon 5 Gen 5に関する少し気になる情報が入ってきました。

スナドラ8Gen5の生産はTSMCとSamsungの両方に委託?

先日、台湾・台北のWホテルで行われたメディアブリーフィングでのクアルコムのCEO、クリスチアーノ・アモン氏のコメントによると、現在の半導体製造における焦点はTSMCでのファウンドリー生産に違いないが、1社で両方の側面を扱うにはかなりの努力が必要になる、とのこと。

そのため、同社はTSMCとサムスン電子の両社との協力を歓迎し、ファウンドリーサービスについてサムスン電子との協業を真剣に検討していると発言しました。

つまり、今回の情報によると、2025年のフラッグシップモデルに搭載されるSnapdragon 8 Gen 5にはTSMCとSAMSUNGの両方が生産することに。

ご存じの方も多いとは思いますが、サムスンが過去に生産をしたSnapdragon 8シリーズについてはちょっとした事件もありました。

サムスンはSnapdragon 8 Gen 1を製造していたものの、歩留まりが35%とかなり低く、これに不満を抱いたクアルコムが年後半にファウンドリをTSMCに移行し、Snapdragon 8+ Gen 1をリリースしたと言われています。

もう2年前の話なので、現在ではサムスンのファウンドリも技術面で大きく進化している可能性もありますが、SD8Gen1の発熱騒ぎなどを体験した方にとってはサムスン製スナドラ8シリーズはかなり根深いネガティブイメージがあるのも事実。

ひょっとすると2025年のフラッグシップではこのファウンドリの違いによって性能や発熱問題の「当たり外れ」が出る可能性もありそうです。

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