Samsungが2025年の新たなフラッグシップモデルとして投入する「Galaxy S25 Edge」。シリーズの特徴であるスリムなデザインをさらに進化させたこのモデルが、4月16日に正式発表される可能性が高いと報じられています。しかし、これまでのリーク情報を総合すると、薄型化には相応の犠牲が伴うことが分かってきました。
驚異の薄さと軽さ、しかし…
Galaxy S25 Edgeは、わずか5.84mmの超薄型ボディを実現し、重量も162gと軽量設計。ディスプレイサイズは6.7インチと、Galaxy S25+と同等のサイズ感です。このスリムなデザインの実現により、スタイリッシュな見た目と持ちやすさが向上することは間違いありません。
しかし、この薄型化の代償として、SamsungはS25 Edgeの望遠カメラを廃止し、さらにバッテリー容量を削減するという決断を下したようです。
バッテリー容量はS25よりも少ない？
最新の情報によると、Galaxy S25 EdgeのバッテリーはデンマークのUL DemkoおよびインドのBIS認証データベースに登録されており、その容量は3,900mAhとされています。これは、標準モデルのGalaxy S25（4,000mAh）よりも小さく、バッテリー持ちへの影響が懸念されるところです。
Samsungは、Snapdragon 8 Eliteチップの省電力性能を最大限に活かすことで、バッテリーの持続時間を確保すると考えられますが、ユーザーの使用状況によっては物足りなさを感じるかもしれません。
Z Fold 7やZ Flip 7のバッテリー情報も登場
さらに、Galaxy Z Fold 7およびZ Flip 7のバッテリーモデルもBISデータベースで発見されました。ただし、現時点では具体的な容量は判明していません。折りたたみスマホの進化にも期待が高まる中、Samsung初のトライフォルド（3つ折り）デバイスも、同時期に発表される可能性があると見られています。
Galaxy S25 Edgeは“買い”か？
Galaxy S25 Edgeは、スリムで洗練されたデザインを求めるユーザーには魅力的な選択肢となるでしょう。しかし、望遠カメラの廃止やバッテリー容量の減少を考えると、性能面でのトレードオフも無視できません。薄型スマホを求めるか、それともバッテリー持ちやカメラ性能を重視するか――あなたならどちらを選びますか？
