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Xiaomiの次世代フラッグシップ「Xiaomi 15 Ultra」の正式発表が迫る中、同社は端末の公式分解動画を公開しました。中国では明日、電気自動車「SU7 Ultra EV」とともに発表される予定で、グローバル市場向けには3月2日に正式発表される見込みです。
公開された分解動画でカメラの詳細が明らかに
Xiaomiが公開した分解動画(※中国語)では、Xiaomi 15 Ultraの巨大なカメラモジュールを含む内部構造が確認できます。本モデルのカメラシステムはこれまでのリークやティザー情報でも注目されていましたが、今回の映像によってその詳細がさらに明らかになりました。
特に注目すべきは、200MPのペリスコープ望遠カメラを搭載している点です。このカメラにはSamsungのISOCELL HP9センサーが採用されており、昨年のvivo X100 Ultraで初めて搭載された後、X200 Proや今後登場予定のX200 Ultraにも採用される予定の高性能センサーです。
さらに、Xiaomiはこのカメラに専用設計の24層超低反射ガラスを採用。これにより反射率を**わずか1.5%**に抑え、レンズの反射を最小限に抑えることで、よりクリアな撮影が可能になるといいます。また、このガラスは傷にも強いとされています。
メインカメラには1インチセンサーを継続採用
Xiaomi 15 Ultraのメインカメラには、先代モデルと同じ1インチ型センサーが引き続き採用されることがすでに公式に確認されています。この高性能カメラシステムに加え、チップセットにはQualcommのSnapdragon 8 Eliteが搭載されるとの噂もあり、処理性能の向上にも期待が集まっています。
正式発表まであとわずか。Xiaomi 15 Ultraがどのような仕上がりとなるのか、さらなる情報に注目です。