Xperia 1 VIの国内SIMフリー版価格は実質値下げ?インフレと為替変動から考察

先日、ソニーモバイルが発表をした2024年最新フラッグシップのXperia 1 VI。

国内SIMフリー版は5月22日予約開始、約1か月後の6月21日に発売となります。

そして今回、SIMフリーモデルには3つのメモリ/ストレージオプションが用意され、それぞれの価格は以下の通り:

  • RAM16GB/ROM512GB 219,000円
  • RAM12GB/ROM512GB 205,000円
  • RAM12GB/ROM256GB 190,000円

一方、昨年のXperia 1 VのSIMフリー版(16GB/512GBモデルのみ)の価格は194,700円だったので、1世代で24,300円、約12%の価格引き上げとなっています。

一方、経済は常に動いており、このXperia 1 VIの前モデルからの「実質的な価格変化」には主に以下の2点を考慮する必要があります。

  • 最新の消費者物価指数(3月)によると、この1年での国内の平均物価は2.7%上昇
  • 当記事執筆時点での円インデックスは1年前から約12.3%低下

この2つの数値を使って、前モデルXperia 1 Vの価格を現在の価格に換算すると:

194,700円 x 2.7% x 12.3%=224,474円

つまり、2024年5月の価格に換算すると、Xperia 1 VIの価格はXperia 1 Vと比べると、224,474円-219,000円で約5千円安くなっている、ということに。

世代毎に高くなると批判されがちなXperiaスマートフォンですが、少なくとも今回のXperia 1 VIに関してはマクロ経済状況から判断すると日本では比較的「良心的」な価格設定と言えると思います。

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