arrows We2とarrows We2 plusの比較 GPU性能で雲泥の差

Lenovo傘下に入って初めてのスマートフォン、arrows We2とarrows We2 plusを発表したFCNT(旧富士通テクノロジー)。

arrowsスマートフォンが1シーズンに2機種リリースされるという事自体、おそらく富士通時代以来でかなり久しぶりです。

一方、このWe2とWe2 Plusですが、We2はDimensity 7025搭載、We2 PlusはSnapdragon 7s Gen 2搭載という大きな違いがあり、前者はエントリーモデル、後者はミッドレンジモデルという位置づけ。

性能差が気になるところではありますが、両モデルとも8月以降のリリースという事もあり、まだベンチマークスコアはでてきていません。

というわけで今回はDimensity 7025とnapdragon 7s Gen 2を搭載したWe2/We2 Plus以外の機種のベンチマークを比較することで、両モデルの性能差を比べてみたいと思います。

arrows We2 vs arrows We2 plusの性能比較

今回比較に用いたのはDimensity 7025搭載のMoto G64 (国内でも派生モデル発売確実)とSnapdragon 7s Gen 2搭載のRedmi Note 13 Pro (auから発売済み)のGeekbench 6におけるベンチマークスコア。

シングルコアのスコア差はほとんどなく、マルチコアでもSimensity 7025とSD7sGen2の差は1~2割といった感じ。
CPU性能に関しては意外と差が小さいという印象です。

ところが、GPU性能を見るGeekbench Computeのスコアを比較すると↓

Dimensity 7025 (We2に搭載)のOpenCLのスコアはSnapdragon 7s Gen2(We2 Plusに搭載)の1/10以下

D7025搭載機はまだMoto G64しか存在しないので、スペックの近いDimensity 7020搭載機もみてみましたが、同じようなスコア。よって、このMoto G64の数値が異常というわけではなさそうです。

いくらチップセットのクラスが違うとはいえ、グラフィック性能が10倍以上違う、というのは驚き。

いずれにせよ、D7025搭載の無印arrows We2は仮に負荷の軽いものでも、ゲームなどをする方は避けた方がよさそうです。

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