
Xiaomi(シャオミ)の次期フラッグシップ「Xiaomi 16」シリーズに関する詳細なスペックが、中国の著名リーカーDigital Chat Stationによって明らかにされました。今回のリークによると、処理性能、バッテリー持ち、カメラ性能すべてにおいて大幅な進化が期待できそうです。
Snapdragon 8 Elite 2を初搭載か
最も注目を集めているのは、搭載されるSoC(システム・オン・チップ)です。Xiaomi 16は、Qualcommが今年9月23日に発表予定の最新ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite 2」を世界で初めて採用する可能性が高いとされています。
このチップは、前世代よりもさらに高い処理能力と電力効率を実現する見込みで、AIやカメラ処理の強化にもつながるとみられています。
バッテリーは6,500mAh超へ大幅アップ
バッテリー容量も大きく進化します。Xiaomi 15が搭載していた5,400mAhに対し、Xiaomi 16では6,500mAhを超える大容量バッテリーを搭載するとの情報です。これにより、動画視聴やゲーム、日常的な使用でもバッテリー切れの心配がかなり軽減されるでしょう。
ディスプレイは6.3インチのフラットOLED
ディスプレイには6.3インチのフラットOLEDパネルが採用され、四辺のベゼルが極めて薄い設計になるとされています。画面占有率の高い洗練された外観に加え、表示品質にも期待が持てます。
OSは、Android 16をベースとした最新の「HyperOS 3.0」が搭載される予定で、UIや操作性も一段と進化しそうです。
カメラは全方位50MPトリプル構成
カメラ構成もハイエンドらしい強力なものになる見込みです。メインカメラは1/1.3インチの大型センサーを採用した5,000万画素に加え、同じく5,000万画素の超広角カメラ、さらにマクロ撮影も可能な5,000万画素の望遠レンズという、全方位に対応したトリプルカメラ構成が予定されています。
グローバル展開の可能性も
Xiaomi 16シリーズは、SoCの正式発表直後に中国市場で発売されると予想されており、通常モデルの「Xiaomi 16」はグローバル市場への投入も計画されているとのこと。一方で、上位モデルの「Xiaomi 16 Pro」は中国限定になる可能性が高いとされています。
Proモデルに関しても、ディスプレイやカメラにさらなる強化が施されるとの情報が出ており、今後の続報に注目が集まります。