MediaTek、プレミアムなミッドレンジ向けの新SOC「Dimensity 8250」を発表

MediaTekが、プレミアムなミッドレンジスマートフォンを対象とした新しいチップセット、Dimensity 8250を発表しました。

このDimensity 8250はAIでの主な改善点を備えたDimensity 8200のリフレッシュバージョンですが、主にカメラ関連の機能を強化。

具体的には、最大320MPまでの高解像度センサーをサポートし、4K 60fps HDRビデオ録画にも対応しています。

また、WQHD+解像度では最大120Hz、フルHD+ディスプレイでは驚異的な180Hzまでの高リフレッシュレートディスプレイをスムーズに駆動するとのこと。

コア構成としては3.1GHzの高性能Arm Cortex-A78コアが一つ。
また、滑らかなビジュアルを提供するMali-G610 MC6 GPUと、強化されたAI処理のためのAPU 580も統合されています。

ネットワーク周りでは、最大4.7Gbpsのダウンロード速度を提供する完全統合型5Gモデムを搭載。
最新のWiFi 6E規格とBluetooth 5.3にも対応しています。

また、同チップセットには、GPS、BeiDou、Glonass、Galileo、およびQZSSなどのグローバルオプションに加えて、インドのNavICナビゲーションシステムをサポートする機能も含まれています。

なお、今のところのリーク情報では、このチップセットはOPPO Reno 12に初搭載されると言われています。

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