
Xiaomi傘下のRedmiブランドから、未発表の新型スマートフォンが米国のFCC(連邦通信委員会)認証データベースに登場しました。モデル番号は「25062RN2DL」と記載されており、いくつかの主要スペックが明らかになっています。
Redmiの新端末がFCCに登場、4G対応モデル
この新型Redmiスマートフォンは、FCCの資料によると2G/3G/4Gネットワークに対応したモバイル端末として登録されています。FCC IDは「2AFZZRN2DL」で、無線通信に関するスペックとしてはWi-Fi 5(デュアルバンド対応)およびBluetooth(BR + EDR + LE)のサポートが確認されています。

5G対応機ではないことから、ミッドレンジ以下のモデルになる可能性が高そうです。
HyperOS 2.0をプリインストール、複数のストレージ構成
ソフトウェアには、Xiaomiが独自に開発を進めているHyperOS 2.0がプリインストールされることも確認されています。ハードウェアバージョンは「13510O19A」と記載されており、内部ストレージとメモリの構成は以下の3種類が用意されるようです。
- 6GB RAM / 128GB ストレージ
- 8GB RAM / 128GB ストレージ
- 8GB RAM / 256GB ストレージ
このラインアップから考えると、価格帯としてはエントリー〜ミッドレンジに位置するモデルになると見られます。
欧州でも類似モデルが登場、地域別バリエーションか
今回の「25062RN2DL」というモデルの他にも、**「25062RN2DA」や「25062RN2DY」**といった類似型番の端末が、欧州のEEC(ユーラシア経済委員会)の認証にも登録されていたことが確認されています。これらはおそらく、地域ごとに調整されたバリエーションモデルとみられています。
正式なモデル名や詳細スペックなどは現時点では不明ですが、今後数週間のうちにより多くの情報が公開される可能性があります。
なお、Xiaomiは先日、中国で創業15周年を記念する新製品発表イベントを開催し、「Xiaomi 15s Pro」や「Civi 5 Pro」などの最新スマートフォンをはじめ、「Xiaomi Pad 7 Ultra」タブレット、「Watch S4 eSIM」スマートウォッチ、そして電動SUV「Xiaomi YU7」など多彩な新製品を披露しました。Redmiの新型機も、そうした流れの中で順次発表されていくと考えられます。