RedMagic 10S Pro+がAnTuTuで驚異のスコア Snapdragon 8 Elite Leading Editionの実力とは?

ゲーミングスマホで知られるRedMagicシリーズに、また一つ注目の新モデルが登場しました。中国で発表された「RedMagic 10S Pro+」は、Qualcommの最新ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite Leading Edition」を搭載し、ベンチマークテストで驚異的なスコアを記録しています。


Snapdragon 8 Elite Leading Editionを初搭載

RedMagicブランドを展開するNubiaは、常に最先端のパーツを惜しみなく投入してきました。今回のRedMagic 10S Pro+では、Qualcommの最上位モデル「Snapdragon 8 Elite Leading Edition」を初めて搭載。このチップは、従来の「Snapdragon 8 Elite」に対して、CPUのプライムコアが4.32GHzから4.47GHzへと引き上げられており、さらにGPU(Adreno 830)も1.1GHzから1.2GHzに強化されています。


AnTuTuベンチマークで圧倒的なスコアを記録

中国のテックメディア「小白测评」によると、RedMagic 10S Pro+はAnTuTuベンチマークで合計3,313,006ポイントという驚異的なスコアを叩き出しました。このスコアは、同じくSnapdragon 8 Eliteを搭載するRedMagic 10 Pro(約3,086,450点)と比較しても、約10%の性能向上を示しています。

また、現在AnTuTuの公式ランキングで1位となっているiQOO 13(スコア:2,684,695)を大きく上回る結果であり、RedMagic 10S Pro+が現時点で最強のAndroidスマートフォンであることを強く印象づけます。


SoC以外の性能向上も

今回のスコア差がSoCの性能だけによるものかは定かではありません。RedMagic 10S Pro+は、メモリにも最新規格「LPDDR5T」を採用しており、これはRedMagic 10 Proの「LPDDR5X」よりもさらに高速です。このように、CPUやGPUだけでなく、全体のシステム性能の底上げがスコアに寄与している可能性も考えられます。


ゲーミング特化スマホとしての進化

RedMagicシリーズはもともとゲーマー向けのスマートフォンとして開発されており、今回の10S Pro+もその例に漏れません。高クロックなCPU、強化されたGPU、超高速メモリの組み合わせは、ゲーム体験だけでなく、日常的な操作の快適さにも大きく影響するでしょう。


RedMagic 10S Pro+は、性能重視のユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となりそうです。特にSnapdragon 8 Elite Leading Editionの実力が明確に表れたこの結果は、今後のスマートフォン市場におけるパフォーマンス競争の新たな指標になるかもしれません。今後のグローバル展開にも注目が集まります。

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