サムスンのGalaxyがフォルダブル市場で「独り負け」状態に

サムスンのフォルダブルスマホ、と言えばGalaxy Z Fold/Flipシリーズ。

これまで世界市場ではシェア独占状態と思われていた同シリーズですが、過去1年間で大きくシェアを失ったことが明らかになりました。

以下は2023年第1四半期と2024年の同時期の世界市場におけるフォルダブルスマートフォンの出荷台数シェアをリサーチ会社、Counterpointが公開していたもの。

まず目につくのはサムスンのシェアが1年間で半分以下になり、ファーウェイが逆にシェアを大幅拡大。
その結果、世界シェアトップが完全に逆転
しました。

一方、全体のシェアがまだ小さいので目立ちませんが、興味深いのmotorolaやHONORのフォルダブルも大きくシェアを拡大しているという点。

ご覧のようにサムスンと「その他」を除いたすべてのメーカーが過去1年でシェアを拡大しているのが分かり、拡大%という点ではMotorolaやHonorはHuaweiをも上回っています。

つまり、この1年のフォルダブル市場ではファーウェイが独り勝ちをしているという事ではなく、サムスンが独り負け状態にある、ということ。

1四半期という限定的な期間の統計値なので季節要因もあるとは思いますが、サムスンは来月発表・リリース予定のGalaxy Z Fold6とZ Flip6でどの程度シェアを奪還できるのか、というのところに注目です。

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