調査会社Canalysが2023年第4四半期におけるプロセッサー・ベンダー別のスマートフォン市場に関する調査結果を公開していました。
上のグラフはプロセッサ・ベンダー別スマートフォン出荷台数を表したもの。
ご覧のように、2023Q4に出荷されたMediatekチップセット搭載のスマートフォンの数は1.17億台と、ダントツのトップ。
また、前年同期比でもMediatek搭載スマホの出荷台数は21%の増加となっておいます。
一方、Android市場ではライバルとなるクアルコム(Snapdragon)製チップセットを搭載したスマホの出荷台数はほぼ横ばい。
その結果、Mediatek製チップ搭載機とQualcomm製チップ搭載機の差は大きく広がっています。
MediaTekは2021年にスマートフォン向けSoC市場でシェア首位を獲得。
その後もトップを維持しており、Android市場でハイエンドモデルが低迷、ミッドレンジモデルへの需要が高まる流れに乗ってシェアを順調に伸ばしているという印象です。
ソース:Canalys
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