スナドラ8Gen3搭載のXperia 1 VI、前モデルからのベンチマーク性能進化はどれくらい?

公式レンダリング画像から一部スペックまで、かなりの部分が正式発表前にリーク済みとなっているソニーの新型フラッグシップモデル「Xperia 1 V」。

先日、同モデルのベンチマークスコアも初めてGeekbench上で発見されたので、今回はこのXperia 1 VI (Snapdragon 8 Gen 3)とXperia 1 V (Snapdragon 8 Gen 2)のベンチマーク性能を比較してみます。

Xperia 1 VI vs. Xperia 1 Vのベンチマーク性能比較

以下はXperia 1 VIとXperia 1 VのGeekbench 6におけるベンチマークスコア。

xperia1vi vs xperia1v benchmark score comparison

Xperia 1 VIのベンチマーク測定結果はまだ2つしかないので、統計的にまだ誤差が大きい可能性はありますが、それでもシングルコアは2200ポイント前後、マルチコアは6600前後。

一方のXperia 1 Vはシングルコアが2000ポイント前後、マルチコアが5500ポイント弱といったところなので、Xperia 1 V→1 VIでの番地マーク上の性能進化はシングルコアが1割程度、マルチコアが2割程度といったところでしょうか。

一方、GPU性能を測定するGeekbench Compute 6の結果を比べてみると:

OpenCLのスコアを比較してみると、Xperia 1 VIのスコアはXperia 1 Vと比べて1.5倍以上となっています。

このことから、Xperia 1 V→Xperia 1 VIの性能進化はCPU性能については「順当」ですが、GPU性能に関してはかなり大幅な性能向上ということに。

あくまでベンチマーク上での性能とはいえ、さすがにGPU性能がこれだけ違うと、グラフィック処理の負荷が大きいゲームなどでは実使用の体感速度などでも結構な違いを感じるのではないかと思われます。

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